作成日 2007/5/6
継承 
 オブジェクト指向を勉強し、一番最初に理解するのは継承という気がします。本当はクラスとオブジェクトについて理解してから継承について勉強すべきですが…。
 
eword  
から引用します。(手抜きです。) オブジェクト指向プログラミングにおいて、既に定義されているクラスをもとに、拡張や変更を加えた新しいクラスを定義すること。元になるクラスを「スーパークラス」(super 
  class)、あるいは「基底クラス」「基本クラス」(base 
  class)などと呼び、新たに定義されたクラスを「サブクラス」(subclass)、あるいは「派生クラス」(derived 
  class)と呼ぶ。スーパークラスの性質はすべてサブクラスに受け継がれ、サブクラスではスーパークラスとの違いを定義するだけでよい。複数のスーパークラスから新しいクラスを定義することを多重継承という。 
   
  継承はスーパークラスの属性と、操作(※基本的にはアクセスメソッドのみ)を引き継いだクラスを作るためのもの。 絶対に差分プログラミングをするためのものではない。 多態性を実現したかったら、継承ではなくインタフェースの実装で可能なので、それでやればいい(※2)。  
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 継承の注意としては以下のようなものがあるので、えーと、挙げておきます。
  サブクラスを理解するのが面倒くさくなる。 スーパークラスに変更がかかるとサブクラスすべてに変更がかかる。 スーパークラスとサブクラス間の結合度が強くなる。 言語によってサポート状況が異なる。 クラスは、サブクラスとしてではなく、スーパクラスとして使用される可能性があります。リスコフの置換原則  」でGoogleで調べてください。 
  ------モジュール間の結合度は弱い方が良いです  
。入門 
UML 2.0  
 継承に関しての原則を名前だけ紹介しておきます。
  リスコフの置換原則 java.util.Propertiesクラス って、リスコフの置換原則に違反していると思うのですがどうでしょうか?java.util.HashTable を継承しているの? 
 このページを作成するのに参考にしたページです。
  
  
    
      番号 
 
    
      著者名 
 
    
      書籍名 
 
    
      ISBN 
 
   
  
    1 
    Russ Miles (著), Kim Hamilton (著), 原 隆文 (翻訳)  
    入門 
      UML 2.0 978-4873113173   
 
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