Mac版ExcelVBAから、ファイルのTypeとCreatorの取得と変更を行う方法

　まず、TypeとCreatorについて知らない人は、
「ファイルを保存した場合、Typeと Creatorはどうなるのかを調べた」
を先に読んでください。（クリックすると別ウインドウで表示します。）

　Mac版のエクセルorエクセルVBAからファイルを作成した場合、TypeとCreatorは
「ファイルを保存した場合、Type と Creatorはどうなるのかを調べた」の表３、表４
の通りになります。（クリックすると別ウインドウで表示します。）
　しかし、変えたい場合もあると思います。（※１）

　ということで、ここではVBAから、ファイルのTypeとCreatorの
取得と変更を行う方法について説明します。（※２）

※１：例えば、標準モジュールをエクスポートした場合、ファイルのTypeは"????"、Creatorは"XCEL"となります。
　　　そうではなくて、Typeは"TEXT"、Creatorは"ttxt"にしたいです。
※２：基本的にAppleScriptに処理を丸投げします。しかし、だるまはAppleScriptに関しては超初心者です。注意してください。

1.TypeとCreatorの取得方法
2.TypeとCreatorの設定方法
3.サンプルをダウンロードして使ってみたい

1.TypeとCreatorの取得方法

表１　TypeとCreatorを取得して表示するAppleScriptのコード

AppleScript のコード概要：指定したパスにあるファイルの TypeとCreatorを取得し、ダイアログボックスに表示する
set FileInfo to info for (file "ファイルの絶対パス") set theType to file type of FileInfo set theCreator to file creator of FileInfo display dialog "typeは" & theType & " Creatorは" & theCreator

2.TypeとCreatorの設定方法

表2　TypeとCreatorを変更するAppleScriptのコード

AppleScriptのコード

概要：指定したパスにあるファイルの TypeとCreatorを変更する

tell application "System Events"
    set theFile to file (" ファイルの絶対パス")
    set creator type of theFile to "aaaa"
    set file type of theFile to "bbbb"
end tell

3.サンプルをダウンロードして使ってみたい

表3　サンプルにある関数の簡単な説明

関数	説明
getFileType(ファイルの絶対パス)	ファイルのTypeを返す
getFileCreator(ファイルの絶対パス)	ファイルのCreatorを返す
setFileType(ファイルの絶対パス,変更後のType)	ファイルのTypeを変更する
setFileCreator(ファイルの絶対パス,変更後のCreator)	ファイルのCreatorを変更する

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