Public Property Get Caption()
As String Public Property Let Caption(ByRef sNewValue As String) カラーボタンに表示する文字列の参照と設定 |
Public Property Get ColorIndex()
As Long Public Property Let ColorIndex(ByVal lNewValue As Long) カラーボタンの色の参照と設定 |
Public Property Get ControlTipText() As
String Public Property Let ControlTipText(ByRef sNewValue As String) カラーボタンにマウスを乗せたときに表示される文字列の参照と設定 |
Public Property Get Height()
As Single Public Property Let Height(ByVal sNewValue As Single) カラーボタンの高さの参照と設定 |
Public Property Get Left()
As Single Public Property Let Left(ByVal sNewValue As Single) カラーボタンのx座標の参照と設定 |
Public Property Get Locked()
As Boolean Public Property Let Locked(ByVal bNewValue As Boolean) カラーボタンのロック状態の参照と設定 |
Public Property Get Top()
As Single Public Property Let Top(ByVal sNewValue As Single) カラーボタンのy座標の参照と設定 |
Public Property Get Value()
As Boolean Public Property Let Value(ByVal bNewValue As Boolean) カラーボタンの押下状態の参照と設定 |
Public Property Get Width()
As Single Public Property Let Width(ByVal sNewValue As Single) カラーボタンの横幅の参照と設定 |
Caption |
カラーボタンに表示する文字列の参照と設定。
文字列の縦位置:上詰め
文字列の横位置:中央揃え(下の図を参照)
図1 Captionプロパティ
文字列の色やフォント:Labelクラスのデフォルトのままです。(※1)
※1:文字列の色は黒です。カラーボタンの色(ColorIndexプロパティで指定可能)を黒に してしまうと見えなくなります。
カラーボタンの大きさ(Height、Widthプロパティで 指定可能)が小さすぎると、文字列の一部が見えなくなります。文字列の大きさが自動で変更されるような事はありませんので注意して下さい。
カラーインデックスが0のときは、カラーボタンに枠線が表示されるため、文字列の表示領域が小さくなります。文字列の大きさが自動で変更されるような事は ありませんので注意して下さい。
ColorIndex |
カラーボタンの色の参照と設定。発生する実行時エラー:
プロパティ値として有効な数値の範囲は0から56です。
プロパティ値が1から56の場合は、カラーボタンの色は、現在アクティブになっているブックのカラーパレット(※1)で設定されている色になります。
プロパティ値が0の場合はカラーボタンの色が透明(※2)であることを表します。また、このときカラーボタンの色をつける部分には枠線が表示されます。 (下の図を参照)
図2 カラーインデックスを0にした場合
左から1番目と3番目:カラーインデックスが3
左から2番目と4番目:カラーインデックスが0
※左から3番目と4番目はValueプロパティがTrueの状態です。
※1: カラーパレットの色の変更方法:
MS Excel X for Macの場合:[Excel]メニューの[環境設定...]を選択し、[色]をクリック
MS Office Excel 2003の場合:[ツール]メニューの[オプション]を選択し、[色]タブをクリック
※2:この仕様はExcelとは違うので注意が必要です。
例えば、Excelではあるセルの色が透明である場合、そのセルの内部のカラーインデックスプロパティ値を参照すると、xlColorIndexNone (=-4142)を返します。
380:0未満もしくは56より大きい整数値で設定しようとした場合
91:アクティブワークブックが存在しないときに、0以外の値に設定しようとした場合
[ウィンドウ]-[表示しない]を実行してすべてのワークブックを非表示にした状態でColorIndexを0以外の値にする。
ControlTipText |
カラーボタンにマウスを乗せたときに表示される文字列の参照と設定。
詳細はLabelクラスのControlTipTextを参照して下さい。
Height |
カラーボタンの高さの参照と設定。発生する実行時エラー:
Heightプロパティは、ValueプロパティがTrueのときの高さです。(下の図を参照して下さい。)
図3 Heightプロパティ
2つのボタンの
Heightプロパティ値は同じ。
380:6未満の値を設定しようとした場合
Left |
カラーボタンのx座標の参照と設定
LeftプロパティはValueプロパティがTrueのときの、ボタンの左端のx座標です。(下の図を参照し て下さい。)
図4 Leftプロパティ
2つボタンの
Leftプロパティ値は同じ
Locked |
カラーボタンのロック状態の参照と設定
TureにするとカラーボタンをマウスでクリックしてもValueプロパティが変化しなくなります。
Top |
カラーボタンのy座標の参照と設定
TopプロパティはValueプロパティがTrueのときの、ボタンの上端のy座標です。(下の図を参照して 下さい。)
図5 Topプロパティ
2つのボタンの
Topプロパティ値は同じ。
Value |
カラーボタンの押下状態の参照と設定
Trueで押下状態、Falseで未押下状態を表します。
また、プロパティ値により表示が変わります。(下の図を参照して下さい。)
図6 Valueプロパティ
左:False
右:True
カラーボタンをマウスクリックによりValueプロパティが変わります。マウスクリックによりValueプロパティを変化させたくない場合はLockedプロパティをTrueにします。
Width |
カラーボタンの横幅の参照と設定発生する実行時エラー:
WidthプロパティはValueプ ロパティがTrueのときの、ボタンの横幅です。(下の図を参照して下さい。)
図7 Widthプロパティ
2つのボタンの
Widthプロパティ値は同じ
380:6未満の値を設定しようとした場合