作成日 2005/4/23
最終更新日 2005/12/10
4.今現在判明している不具合
4-1.[Excel X for Mac]VBE(Visual Basic Editor)がおかしくなる
※このバグ(?)はMicrosoftのホームページにはありませんでした。
だるまの勘違いかもしれません。
Microsoft Excel X for Macを持っている人は、とりあえず、以下の事をやってみてほしい。
- 下のコードを書く。
- Excelが起動していない状態で、ファイルを開く。
ThisWorkbook
(Microsoft Excel オブジェクト)
|
Private Sub
Workbook_BeforeClose(Cancel As Boolean)
Module1.deleteButton
End Sub
Private Sub Workbook_Open()
Module1.addButton
End Sub
|
Module1
(標準モジュール)
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Option Explicit
Private m_CBB As CommandBarControl
Sub addButton()
Set m_CBB =
Application.VBE.CommandBars("標準").Controls.Add(Type:=msoControlButton,
Id _
:=1, Before:=1)
m_CBB.FaceId = 444
End Sub
Sub deleteButton()
Call m_CBB.delete
End Sub
|
で、すぐにExcelに付属しているVBEを起動してみると、何か変。(すくなくとも、だるまのパソコンに入っているExcelだとおかしくなる。)
だるまのパソコンでは以下のことが起こりました。
- VBEの起動直後にプロパティウインドウが表示されていない。
- 以下のウインドウの[閉じる]ボタンが押せなくなる。
(右クリックでポップアップウインドウを表示し、[非表示]ボタンを選択すれば閉じる。)
オブジェクトブラウザ
イミディエイトウインドウ
プロパティウインドウ
VBEを起動した直後の状態 プロパティウインドウが表示されていない。
オブジェクトブラウザの[閉じる]ボタンが押せなくなる。はっきり言って困る。
とりあえず、ThisWorkbookのコードをすべて削除し、
Module1.addButton()メソッドをVBE側から起動してもらうようにすれば、いいようだ。(2005/11/20追加)
エクセルを起動後、まだ一度もVBEの画面を表示していない状態で、VBEオブジェクトを参照するとなるみたい。
例えば、下記のコードを書いて実行しても、同じ現象が起こった。(2005/12/10追加)
ThisWorkbook
(Microsoft Excel オブジェクト) |
Private Sub Workbook_Open()
Debug.Print Application.VBE.Version
End Sub
|
今のところは、これだけです。
何かわかったら、更新します。
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