作成日 2005/10/23
最終更新日 2005/10/25

Mac版エクセルVBAで、VBAからフォルダウィンドウを開く方法

 あるフォルダに複数のファイルを保存するマクロやアドインを作ったとします。
 その後、そのフォルダをマクロやアドインから開けるようにすれば、
ユーザが確認したりするのが楽になると思います。

 というわけで、ここでは、フォルダウィンドウを開く方法を簡単に説明します。(※1、※2、※3)

※1:開こうとしたフォルダがなかった場合や、エラー処理についてはここではあまり説明しません。
(理解しにくくなるし、長くなるから書きたくない。)
でも、ダウンロードファイルにはフォルダの存在チェックもしてあります。(実際に使うときは必要だから。)
※2:Macの場合、AppleScriptを使います。でも、だるまはAppleScriptに関しては右も左も判らない超初心者です。注意しましょう。
※3:当然、ここで紹介する以外の方法もあると思います。判っていると思うけど、念のため。

1.考え方(Macの場合)
2.考え方(Windowsの場合)
3.ダウンロードして使ってみたい

1.考え方(Macの場合)

 説明するのが面倒くさいので、ここでは簡単にしか説明しません。

 とりあえず、標準モジュールに
Public Sub OpenFolder_forMac()
  MacScript("tell application ""Finder""" & vbNewLine _
       & "open folder ""Macintosh HD:""" & vbNewLine _
       & "activate" & vbNewLine _
       & "end tell")
End Sub

 と打って実行してみてください。
 それで、赤文字のところを開きたいフォルダの絶対パスに変更して、もう一度やってみてください。
このページのトップへ

2.考え方(Windowsの場合)

 説明するのが面倒くさいので、ここでは簡単にしか説明しません。

 とりあえず、標準モジュールに
Public Sub OpenFolder_forWindows()
 Shell "Explorer C:\" , 1
End Sub

 と打って実行してみてください。
 それで、赤文字のところを開きたいフォルダの絶対パスに変更して、もう一度やってみてください。
このページのトップへ

3.ダウンロードして使ってみたい

 マクロVer1.0(ファイル名:openFolder.xls)

※1:考え方(Macの場合)考え方(Windowsの場合)では、説明を簡単にするため、単にフォ ルダウィンドウを開くだけしか説明しませんでした。
しかし、実際には、フォルダが存在するかどうかをチェックしてから、開くべきです。
このマクロでは、FileSystem.Dirメソッドを使用してフォルダが存在するかをチェックしてから、フォルダウィンドウを開きます。
※2:マクロでは、#Ifディレクティブを使用して、MacでもWindowsでも動作するようにしています。


Prev Up Next  Top
このページのトップへ

このページの利用によって発生した、いかなる損害について、この ホームページの作成者は責任を負いません。
このページの間違いや嘘を見つけた方、このページに書いて欲しい情報がある方はメールをお願いします。

Microsoft 、Windows 、Visual Basic および Excel は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
ここではExcel® をエクセル、Visual Basic® for Applications をVBAと表記する場合があります。
Mac 、Mac OS 、Mac OS X 、AppleScript は米国Apple Computer,Inc.の登録商標または商標です。
その他、社名および商品名、システム名称などは、一般に各社の商標または登録商標です。

このホームページの作成者はこれらの会社とはいっさい関係がありません。