エクセルのコマンドバーに[Microsoft 数式エディタ]ボタンを追加する

　だるまは、会社でもプログラムの仕様書はエクセルで書いてます。（※１）
　で、ほとんどないのですが、数式エディタを使いたいと思う場合があります。
　その場合、デフォルトでは、[挿入]-[オブジェクト...]を実行し、
出てきたダイアログで「Microsoft 数式」を選択するという操作をする事になります。
これは、はっきり言って、面倒です。
肩が凝ります。
という事で、コマンドバーに[Microsoft 数式エディタ]ボタン（※２）を追加する方法を説明します。

※１：この書き方だと、だるまがエクセルマニアだから
仕様書をエクセルで書いているような印象を受けると思いますが、それは違います。
だるまが会社に入る前から、仕様書のフォーマットがエクセルで出来てるんです。
だから、それを使うという訳です。
本当です。
※２：右のようなボタン。

1.ダメだった方法
2.正しい方法
3.ダウンロードして使ってみたい

1.ダメだった方法

1. [ツール]-[ユーザー設定...]でボタン追加。
   　Microsoft Wordならできたけど、Excelはダメだった。（※１）
   　（Wordの場合、挿入メニューの中に[Microsoft 数式エディタ]ボタンがあったんだけど、
   　Excelの場合、いくら探しても見つからなかった。）
   
   ※１：もし、この方法でできたらHPに載せません。
   
   
2. VBAを使って、IDが26番のボタンを追加
   　IDが26番のボタンというのは[Microsoft 数式エディタ]ボタンの事です。
   　これは、Wordでボタンを追加するときに、マクロを記録しておけば判ります。
   
   　結果：
   　　Microsoft Excel X for Macの場合：実行時エラー　'-2147483640(-7FFFFFF8)'
   　　Microsoft Office Excel 2003(※Windows版です)の場合：実行時エラー　'-2147467259(80004005)'
   
   　だるまは、これらのエラーに対して、どうしたらいいのかさっぱり判りませんでした。
   

2.正しい方法

3.ダウンロードして使ってみたい

1. インストール
   ●ファイルをダウンロードし、適当な場所に置いたあと、解凍する。
   ●Excelを起動し、[ツール]-[アドイン...]を実行する。
   ●ダイアログが表示されるので、[選択...]ボタンを押してinsertEquObjct.xlaを選択する。
   　有効なアドインのリストにアドインが追加されるので、チェックを入れ、[OK]ボタンをしてダイアログを閉じる。
   　これで、ボタンが[標準]コマンドバーの先頭に追加される。（図１を参照）
   （※ボタンの位置は後で変更できる。）
   
   
   図１　ボタンを追加したところ
   
   
   
2. 使ってみる
   ●を押せばいい。
   
3. カスタマイズ
   ●ボタンの位置は、Excelの[ツール]-[ユーザー設定]から行う。
4. アンインストール
   ●Excelを起動し、[ツール]-[アドイン...]を実行する。
   ●ダイアログが表示されるので、「insertEquObject.xla」のチェックを外し、[OK]ボタンをしてダイアログを閉じる。
   ●もう、全く使用しないのであれば、「insertEquObject.xla」を削除してもいいです。