何ができるのか



1、このマクロができること
2、オートフィルタとの違い
3、このマクロができないこと



1、このマクロができること

 あるセル範囲(単一、一列のみ)のセルの塗りつぶしの色を調べます。そして、あるセルの塗りつぶしの色が、あらかじめ選択された色でなかった場合、そのセルが含まれる行全体を非表示、又は削除します。


マクロを実行前と実行後の画面
 C列に条件付き書式を使って色を付け、ピンクと黄色のセルを表示した。
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2、オートフィルタとの違い

 Excelには、ある特定の条件に一致する行を抽出する機能として[データ]メニューの[フィルタ]の[オートフィルタ]がありますが、ここでは、それとの違いをあげます。

  条件付き書式+マクロ オートフィルタ
条件の自由度
実行スピード
操作性 ×
[元に戻す]、[繰り返す]、[やり直し]の使用 × ×
非表示になった行を含む範囲を選択し、コピーしたとき 非表示になったセルもコピーされます(可視セルのみをコピーする場合はExcelのヘルプの『可視セルだけをコピーする』を参照してください。) 可視セルのみコピーされます
※このマクロの作成者が独自に調査したものです。(条件の自由度、実行スピード、操作性に関しては、作成者の考えによるものです。)
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3、このマクロができないこと

  1. 元に戻す、繰り返す、やり直しの操作
  2. 行単位でウインドウ枠が固定されていた場合、マクロの開始行をウインドウ枠の直下の行からにする。(オプション)
  3. セルの色が変わったとき、マクロを自動でやり直す。