1、条件付き書式を使ったときの実行スピードについて
2、動作確認
3、バグ、誤作動について
4、商標について
5、その他
条件付き書式を使ってセルの塗りつぶしの色を設定した場合は、そうでないときに比べ、実行スピード([select]、[hidden]、[delete]ボタンを押したときの処理スピード)が1/3〜1/5(条件式の数や、条件式の長さにより変わります。)になります。
以下に作成者が比較した結果を示します。
条件:A、B列に1行目から10000行目までのセルの値を、"=row(自分のセルアドレス)"から計算させ、A列については条件付き書式を使って、B列については普通の書式で、セルの値が6の倍数のとき赤色、6の倍数でなく3の倍数のときライム色、6の倍数でも3の倍数でもなく2の倍数であるときアクア色に設定しました。そして色がつかなかったセルをマクロを使って抽出したときの処理にかかった時間を比較しました。
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A列 (条件付き書式で設定) |
B列 (書式で設定) |
かかった時間(秒) |
55 |
14 |
※テスト環境
機種名:iBook、プロセッサ:PowerPC G3 600 MHz、メモリ:640 MB、System:Mac OS X 10.3.2、Excelのバージョン:10.1.0
このマクロの動作確認は Microsoft(R) Excel X for Mac(R) で行っています。それ以外のバージョンのExcelでこのマクロを実行しようとすると、文字化け、ボタン等のオブジェクトの位置のずれ、エラー等を起こす可能性が高くなります。
特に、条件付き書式を使ってセルの塗りつぶしの色を設定している場合は、誤作動が起こる可能性が高いです。また、このマクロは実行後に[元に戻す]することができませんので、このマクロを使う際は出来るだけ、事前にバックアップをとってください。
- Microsoft 、Windows 、および Excel は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
- Mac 、Mac OS 、Mac OS X 、iBook は米国Apple Computer,Inc.の登録商標または商標です。
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