作成日 2011/1/3 最終更新日 2011/1/3
問題2.7(問題タイトル:メタ属性)
オブジェクト指向設計についての問題(中級レベル)です。
問題タイトル:メタ属性
重要度:★★★★☆(やや重要)
難易度:★★☆☆☆(やや簡単)
問題タイトル:メタ属性
重要度:★★★★☆(やや重要)
難易度:★★☆☆☆(やや簡単)
問題:UML2.0にて次の1〜4を表すメタ属性をそれぞれa〜gから1つづつ選択せよ。
1.重複するオブジェクトが無い
2.ソートされている
3.読み取り専用の属性または関連
4.システムの状態を変更しない操作
a.ordered
b.query
c.readOnly
d.redefines
e.subsets
f.union
g.unique
問題文終わり
注意:これ以上、下にスクロールすると解答・解説が見えちゃいます。
解答:1:g、2:a、3:c、4:b
解説:
メタ属性を使うとオブジェクト指向設計時に表現がより具体的になるよう設計できます。
今回はメタ属性のうち、比較的簡単に使用できるもののみ(簡単に使用できる⇒使用頻度が高い)出題しました。
一応、解説しますが、だるまは1〜4以外は使用したことがないです・・・。
a.ordered:関連端や属性、操作の戻り値が複数ある(多重度が2以上)ときで、順番に並んでいることを表すメタ属性です。
b.query:システムの状態を変更しない操作を表すメタ属性です。
c.readOnly:一度設定されたら二度と変更することが出来ない関連端、属性であることを表すメタ属性です。
d.redefines:スーパークラスの関連端、属性、操作をサブクラスで再定義する(名前や多重度なども変えられる)ことを表すメタ属性です。
e.subsets:関連端や属性が他の関連端や属性の一部であることを表すメタ属性です。
f.union:関連端や属性の値が、他の関連端や属性から決まることを表すメタ属性です。
g.unique:関連端や属性、操作の戻り値が複数ある(多重度が2以上)ときで、同じ値(オブジェクト)が無いことを表すメタ属性です。
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1
OMG Document --
UML 2.0の仕様書(UML Superstructure Specification, v2.0)がダウンロードできます。(※英語のページです)
2011/1/3
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