作成日 2004/11/13
最終更新日 2005/10/22

エクセルVBAでカラーパレットをつくる(複数選択可)

 カラーパレットを作ります。
 今回は複数のボタンを選択可能なものをつくります。
 一つだけ選択可能なやつはまた今度。

1.で、どんなのをつくるの?
2.欠点
3.とりあえず、使ってみたい。

1.で、どんなのをつくるの?

 下のハードコピーを見て。(※下のはMacで実行した時のやつ。Windowsだとちょっと変わる)
カラーパレット(複数選択可)
カラーパレット(複数選択可)


 作成するプロパティは以下の通り
プロパティ名
プロパティの説明
Add時に省略した時の値
Left
全てのボタンを押した時のカラーパレットのx座標
0
Top
全てのボタンを押した時のカラーパレットのy座標
0
Width
全てのボタンを押した時のカラーパレットの幅 144
Height
全てのボタンを押した時のカラーパレットの高さ 156
Value
57個あるボタンの選択状態(押下済みかどうか)の
設定と参照ができる

例えば、ColorIndex=9に対するカラーボタンの
選択状態をFalseに設定するには
ColorPaletteClassObject.Value(9)=False
とする。
-
Values
Valueプロパティを一括して参照、設定できる。
 設定時にBoolean型の値を値を入れると全てのボタンの
Valueがその値になる。配列で指定すると、その配列の
添字にあった値がボタンのValueになる。
 参照時は、全てのボタンの値(False or True)を
1次元配列(0 to 56)で返す。
False

 実装するメソッド
メソッド名
メソッドの説明
Add
コントロールをコンテナオブジェクトに貼付ける。
※既に貼付けていた場合や、引数が不正だった場合はエラーとし、貼付けはしない
Delete
コントロールをコンテナオブジェクトから削除する。
※既に削除済みの場合は何もしないよ。

このページのトップへ

2.欠点

  1. ブックのカラーパレットを変更してあった場合でも、ボタンのControlTipTextがそのまま。

    カラーパレットの色の変更方法:
     MS Excel X for Macの場合:[Excel]メニューの[環境設定...]を選択し、[色]をクリック
     MS Office Excel 2003の場合:[ツール]メニューの[オプション]を選択し、[色]タブをクリック

このページのトップへ

3.とりあえず、使ってみたい。

 ここ (ver1.0、clsColorButtonのver1.2)をクリックしてダウンロードして。
Prev Up Next  Top
このページのトップへ

このページの利用によって発生した、いかなる損害について、このホームページの作成者は責任を負いません。
このページの間違いや嘘を見つけた方、このページに書いて欲しい情報がある方はメールをお願いします。

Microsoft 、Windows 、Visual Basic および Excel は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
ここではExcel® をエクセル、Visual Basic® for Applications をVBAと表記する場合があります。
Mac 、Mac OS 、Mac OS X 、iBook は米国Apple Computer,Inc.の登録商標または商標です。
その他、社名および商品名、システム名称などは、一般に各社の商標または登録商標です。

このホームページの作成者はこれらの会社とはいっさい関係がありません。